しずおか食セレクションにも認定のごちそうナスとこまつ菜など、ストレスの少ない環境、米ぬかや堆肥など有機質を主体とした減化学肥料で栽培され、害虫よけのコンパニオンプランツとして株間にミントを植えるなど、減農薬栽培を実践されています。ごちそうナスは約２畳に1本の苗を植え、逆ピラミッド型に支柱を立てる杉正農園独特のぜいたく植え。こまつ菜は一年を通じて同品種で安定したお味を提供してくださいます。杉正農園さんのお野菜のファンは静岡県ならず都内のレストランシェフからも指名されています。

伊豆の天城山系は、日本一のわさび生産地です。この豊富で清らかな湧水を使って「あまご」が育てられています。通常のあまごは、大きくても30cmくらいにしかなりませんが、その中でも3年以上かけ特に大型化する品種「紅姫あまご」を世に生み出す数少ない養魚場です。「あまごが健康であること」「なるべく自然に近い環境でゆっくりと育てること」が下山養魚所さんの信条。身の色は薄いサーモンピンクで、適度に脂がまわり、臭みが無いのが特徴です。しずおか食セレクションに認定されています。

伊豆の肥沃な大地で自由に育ち、旨味と歯ごたえの最高のバランスを追求した天城軍鶏。
その肉はしっかりとしていて臭みがなく、それでいて噛み締めると芳醇な脂が口に広がります。独自のこだわりと工夫は、平飼い鶏舎で育てられ、飼料に天城の名産山葵の葉茎をはじめ、豆腐店から出る豆乳、米農家からの飼料米など生産農家から厳選した仕入を行っています。また軍鶏がどのような状態で出荷されるかは肉の味を左右するため非常に重要で、堀江養鶏さんでは天城軍鶏専用の自家処理場を有しています。